ロンドン序盤、インフレ警戒で欧州金利急騰、有事のドル買い再燃=ロンドン為替
ロンドン序盤、インフレ警戒で欧州金利急騰、有事のドル買い再燃=ロンドン為替
ロンドン時間に入り、金融市場では中東情勢の長期化を背景としたインフレ再燃への警戒感が急速に強まっている。NY原油先物(WTI)は84ドル台へと上昇。中東戦争の長期化懸念がエネルギー供給不安を広げている。エネルギー価格の高騰が欧州を中心とした金利上昇を招き、為替市場では安全資産としてのドル買いを後押しする展開となっている。
これに伴うコストプッシュ型インフレへの警戒から欧州債券市場が過敏に反応しており、政策金利の動向に敏感なドイツ2年債利回りが前日比で7bp上昇した。さらに、短期金融市場ではECBの7月の利上げ確率を6割まで織り込む動きへと急伸している。年末までの利上げはほぼ織り込まれている。
通常、ECBのタカ派観測はユーロ買い要因となるが、現在は地政学リスクと世界的インフレへの懸念が交錯する複雑な状況下にある。いわゆる有事のドル買い圧力が根強い。
ただ、日本時間午後10時30分の米雇用統計および米小売売上高の発表を控えて、ドル高の動きにいったん調整が入る可能性も想定しておきたい。
EUR/USD 1.1577 USD/JPY 157.83 GBP/USD 1.3327
執筆者 : MINKABU PRESS
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