【本日の見通し】中東情勢への警戒続く
【本日の見通し】中東情勢への警戒続く
昨日の市場では米国・イスラエルとイランとの紛争長期化警戒から有事のドル買いが優勢となった。ドル円は一時157円90銭台まで上昇。158円手前の売りが上値を抑えているものの、押し目は限定的で、ドル買いの意識が継続している。米国市場ではダウ平均が3日続落。一時1277ドルの大幅安となった。NY原油は一時大きく売られたが、イランのタンカー攻撃もあって反発するなど、警戒感が継続している。
当面は中東情勢をにらみながらの展開が続くとみられる。状況が長期化すると物価高からの米利下げ期待の後退、景気の先行き不透明感からの日銀の利上げ期待後退などからドル買い円売りが出やすい地合いとなる。介入警戒感もあって、上値追いに少し慎重となっているが、下がると買いが出る展開が継続。157円台での推移が続くと、158円トライの流れが強まってくると見込まれる。
ユーロドルは一時1.15台前半までユーロ安ドル高となった。有事のドル買いとリスク回避の円買いが交錯するドル円に比べて、ドル高の勢いをまともに受けやすい。安値からいったん反発し1.16台前半で東京朝を迎えるなど、不安定な動きが継続も、上値では売りが出る展開が見込まれる。節目である1.1500ドルを意識する展開となりそう。
ポンドドルは一時1.32台半ばをトライする展開となった。ユーロドル同様に安値から反発も、戻りでは売りが出る展開。行き過ぎた動きへの警戒感があるものの、ドル高の流れがまだ続きそう。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りもあり一時182円03銭を付けた。その後反発。ドル主導の展開で当面は神経質な動きとなりそう。ポンド円も209円23銭を付けた後、210円台を回復した。この後も欧州通貨安円高への警戒が必要も、行き過ぎた動きには注意。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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