ドル円157.50円台、牽制発言も市場反応薄 長期金利26年ぶり2.06%台
ドル円157.50円台、牽制発言も市場反応薄 長期金利26年ぶり2.06%台
ドル円は157.50円台。三村財務官が「市場の動きは一方向で急激、行き過ぎた動きには適切に対応する」と牽制したが市場の反応は限定的。先週末に片山財務相も牽制したが、ドル円の下げは限定的だった。植田日銀総裁がさらなる利上げに積極的な姿勢を示し、高市首相が円安進行に懸念を表明しなければ円安は止まらないだろう。
利上げ継続と財政悪化懸念で債券は下落、10年債利回りは26年ぶりに2.06%台に乗せている。円安進行と前週末の米株高を好感して日経平均は大幅上昇して始まり5万円の大台を回復している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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