ドルは下落の可能性 米雇用統計とECBおよび日銀の決定で=NY為替
米大手証券のストラテジストは、今週の米雇用統計とECB理事会および日銀の決定を受けて、金利差がドルに不利に動けば、ドルは新たな安値を試す可能性があると述べている。
明日発表の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が弱い内容となる可能性があり、FRBは少なくとも来年第1四半期にもう1回の利下げへの期待が高まる可能性があると指摘している。
ECBは据え置きが確実視されているが、次の行動が利上げになる可能性に触れる一方、日銀は利上げを実施し、追加利上げを示唆する可能性があるという。
全体的に、米国とその他の世界との金利差の収れんは、ドル安を促進する上で引き続き重要な役割を果たすという。
USD/JPY 155.27 EUR/USD 1.1759 GBP/USD 1.3381
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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