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ユーロ、来週のECB理事会で上昇に新たな弾みがつくとの期待も=NY為替

為替 

 きょうのユーロドルはFOMC後のドル安に一服感が見られる中、1.17ドル台でのレンジ取引が続いている。ただ、下押す動きまではなく、リバウンド相場の流れは堅持している状況。一方、ユーロ円は上昇相場を継続しており、ユーロ発足以来の高値更新を続けている。

 堅調なユーロだが、市場ではECBが来週の理事会でFRBとの政策格差を一段と鮮明にするのではとの見方を強め、ユーロ上昇に新たな弾みがつくとの期待が高まっているようだ。

 預託信託清算公社(DTCC)のデータによると、今月最も活発に取引されているユーロドルのオプションは、権利行使価格1.18ドル水準で12月18-19日のECB理事会の前後に満期を迎えるオプションに集中しており、それらは理事会の結果が明らかになる頃には、ユーロドルが1.18ドルの水準を上回って取引されているとの見方を示唆している状況。

EUR/USD 1.1739 EUR/JPY 183.14 EUR/GBP 0.8785

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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