ドル安、米国とBRICS諸国に対立激化を意識=東京為替前場概況
東京午前のドル円は150.51円付近まで円高・ドル安推移。米中貿易戦争の激化懸念が引き続き重しとなっている。
米国とBRICS諸国の対立拡大も対主要通貨でドルを圧迫。ユーロドルは1.1675ドル付近までドル安推移。ロシアの敗北でウクライナ戦争を集結させようとするトランプ米大統領は、中国にロシア産石油の購入を停止させようとするなか、米中貿易戦争が激しさを増している。トランプ米大統領は、インドのモディ首相がロシア産原油を購入しないと保証したと述べたが、インド政府の公式な発表はなく真偽は不明。また、米国がウクライナに供与しようとしている巡航ミサイル「トマホーク」には、技術的に核弾頭が搭載可能。
ユーロ円は175.52円付近、ポンド円は202.00円付近まで弱含んだが、欧州通貨高・ドル安が支えとなり、安値から切り返している。豪失業率が4.5%まで上昇したことを嫌気し、豪ドル円は97.55円付近まで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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