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【本日の見通し】米雇用統計次第 前回のサプライズ踏まえ、不安定な動き

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【本日の見通し】米雇用統計次第 前回のサプライズ踏まえ、不安定な動き
  
 本日21時半の8月の米雇用統計をにらむ展開。前回7月の雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を下回ったことに加え、5月と6月の数字が計25万人以上の下方修正となり、米雇用市場の厳しい状況を示した。今回の非農業部門雇用者数は前月比+7.5万人と、前回の+7.3万人と同程度の低い水準が見込まれているほか、失業率も悪化が見込まれるなど、厳しさが継続するとみられている。予想前後であれば9月の利下げが確定的になるとの思惑が強い。ただ、弱さを織り込んでおり、昨日発表された関連指標であるADP雇用者数が弱く出ても、ドル売りの反応は限定的でその後ドル買いが優勢となった。
  
 市場は弱さをかなり織り込んでいるだけに、逆に強い方向のサプライズを警戒する意識も見られる。前回発表の弱さは地方政府を中心とした季節調整の問題もある程度あるとみられている。その反動が今回出てくると、強めの数字となる可能性がある。一方、3日発表の雇用動態調査(JOLTS)求人件数は厳しい結果となった。中でもこれまで雇用を支えてきたヘルスケア部門の求人件数減少が目立っていた。求人が少ないと新規の雇用者が伸びないことは自明であり、今回の雇用統計も厳しいものになるとの見方もある。上下ともにぶれる要因があるだけに、発表までは神経質な動きが見込まれる。
  
 ドル円は148円台を中心とした取引で米雇用統計待ちとなりそう。149円手前の売りが強いようだと、昨日の上昇分の調整が入る可能性がある。
  
 ユーロドルは1.16台を中心とした推移、直近レンジの中ほどに近いところでの推移となっており、上下とも動きにくい。
  
 ユーロ円は172.50-173.50を中心とした推移で雇用統計待ちとなりそう。株式、債券市場動向などをにらみつつの展開。
  
 ポンドドルは1.34台中心の推移か。1.33台前半でダブルボトムを付けた後、戻り局面は1.3450超えが重くなっているが、1.3400手前がすでにしっかりとなっており、もう少し戻す可能性がありそう。ただ1.3500手前の売りを崩すのは雇用統計前には難しいとみている。
  
 ポンド円は199円台を中心とした推移と見ている。ドル円の動きにもよるが雇用統計前に200円を超えての上昇は難しいとみている。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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