東京株式(寄り付き)=売り先行、押し目買い観測も上値重い
29日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比230円安の4万767円と続落。
全般は強弱観対立のなかも軟調なスタートとなった。目先は出遅れた向きの押し目買いも観測されるが、利食い急ぎの動きが引き続き上値の重石となっている。前日の欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXや仏CAC40など主要国の株式市場は総じて軟調な値動きを示した。米関税交渉で合意に至ったことはポジティブ材料ながら、これについては事前に織り込みが進んでいた面もある。また、米国株市場でもEUとの関税交渉合意に対しては反応薄でNYダウは小幅反落した。東京市場でも足もと外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることは追い風材料ながら、動きが鈍い状況にある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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