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【これからの見通し】米中貿易交渉開始期待も円安は続きにくいか、米FOMC待ち

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【これからの見通し】米中貿易交渉開始期待も円安は続きにくいか、米FOMC待ち

 きょうは円安の動きが進行している。米中が貿易交渉を開始すると報じられており、事態の打開に向けた動きが期待されている。ただ、米FOMCイベントを明日東京未明に控えており、市場は一方向への動きを続けにくいだろう。インドとパキスタンとの戦闘報道など地政学リスク材料もでており、報道ごとに各市場は神経質な反応をみせそうだ。

 昨日話題になったドイツ下院での首相指名投票は1回目で決まらずと、異例の展開となった。しかし、即日に2回目の投票が行われて、なんとかメルツ氏が過半数を獲得した。1回目で決まらない事態は戦後初とのことで、メルツ新首相には名誉挽回の財政措置が期待されそうだ。

 コンクラーベにもトランプ米大統領の影が差していると報じられている。次期教皇が改革派から保守派に戻るように圧力をかけているという。水面下のことで実際には憶測なのだが、映画につづいて宗教界にも介入しようとする姿勢は、イメージダウンだと思うのだが。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、フランス貿易収支(3月)、フランス経常収支(3月)、ユーロ圏小売売上高(3月)、米MBA住宅ローン申請指数(04/26 - 05/02)など。そして日本時間8日午前3時には米FOMC会合結果が発表される。続いてパウエルFRB議長の会見が開催される。

 市場では今回のFOMC会合での政策金利据え置きをほぼ完全に織り込んでいる。パウエル議長とトランプ大統領との折り合いの悪さは明白だ。再三再四、利下げ実施に対するプレッシャーをかけられている。しかし、パウエル議長からは中銀の独立性が保たれることが期待されており、政府寄りの発言はみられない見込み。米低成長、根強いインフレ、雇用市場の底堅さなど米経済は強弱が混在している。加えて、トランプ関税の影響に対する不透明感は高く、次の金利行動に対する見方を明言することは困難であろう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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