英中銀、利下げにより積極的になる可能性=NY為替
きょうの為替市場はドル買い戻しが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りに押され、一時1.3260ドル近辺まで下落する場面も見られた。本日の21日線が1.3175ドル付近に来ているが、その水準が目先の下値メドとして意識される。
エコノミストがレポートで「米関税が英経済に与える影響を懸念し、英中銀が利下げにより積極的になる可能性がある」と指摘している。英中銀は来週5月8日に金融政策委員会(MPC)を予定しているが、そこで政策金利を0.25%ポイント引き下げる見方が広く予想されている。
米通商政策が新たな需要ショックをもたらす中、英中銀が利下げにより積極的なアプローチを採用する用意がある兆候が早期に表れていると指摘。短期金融市場では、年末までに英中銀は来週を含めて計4回の利下げを織り込んでいる。
GBP/USD 1.3284 GBP/JPY 193.44 EUR/GBP 0.8501
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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