ドル買い円売り優勢、ドル円は一時143.85付近まで上昇=東京為替概況
ドル買い円売り優勢、ドル円は一時143.85付近まで上昇=東京為替概況
東京終盤はドル買いと円売りが優勢。ドル円は、朝方に加藤財務相が日米財務相会談で為替水準や目標に関する話はなかったと発言したことや、5・10日(ゴトー日)絡みの国内輸入企業からとみられる買いなどに支えられ、143円台に乗せた。
昼過ぎには、中国が貿易戦争による経済的損失を理由に、米国からの一部の輸入品を対米関税の対象外とすることを検討していると一部で報じられた。これを受けてドル円はドル買い円売りが加速し、一時143.85付近まで一段高となった。
クロス円は軒並み円安方向に振れ、ユーロ円は163円ちょうど付近まで、ポンド円は191円ちょうど付近まで水準を切り上げた。
ユーロドルは軟化。朝からドル高方向に振れ、午後に一時1.1316付近まで下落した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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