ドル円142.30円台に軟化、朝の高値から1円近く下落 二転三転トランプ安心できず
ドル円142.30円台に軟化、朝の高値から1円近く下落 二転三転トランプ安心できず
トランプ発言を受けドル買いが強まりドル円は一時143.22円付近まで急伸した。ただ、その後は142.30円台に下落している。トランプ発言でつけた高値から1円近くも下げている。マーケットは二転三転するトランプ氏の言葉を信用しておらず、ドル上昇は一服している。G20/G7財務相会合への警戒感も高まっている。
ユーロドルやポンドドルは下げ縮小。米中緩和期待で豪ドルは対ドルで堅調だ。ドル指数は上昇幅を縮小している。米債利回りは時間外で低下、債券価格が上昇している。
トランプ氏はパウエルFRB議長に不満を抱いているものの解任するつもりはない。1度もそんなことはなかった、マスコミは勝手に報道するものだとコメント。金融市場の混乱の沈静化を図ったとみられる。

執筆者 : MINKABU PRESS
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