【本日の見通し】ドル円はいったんドル高の調整も、イラン紛争への警戒感続く
【本日の見通し】ドル円はいったんドル高の調整も、イラン紛争への警戒感続く
昨日の市場でドル円は158.85円を付けるなど、ドル高の流れが一服する展開を見せた。ユーロドルが東京朝の1.1411ドルから1.15ドル台を回復するなど、ドル高に対する調整が目立った。
イラン紛争への警戒感は継続。トランプ大統領はホルムズ海峡の安全確保に向けた艦船の派遣を各国に呼び掛けているが、今のところ明言した国はなく、事態は不透明。
本日以降の各国中銀の金融政策会合を前に、ドル全面高に対していったんポジション調整が入ったものの、流れ自体が変わったという見方は少ない。
ドル円は158円台半ばから159円台にかけてのレンジをコアに、160円トライのタイミングを窺う展開が見込まれる。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、木曜日の日銀会合はともに政策金利の据え置きが見込まれている。イラン紛争への警戒感もあり、声明や会見なども先行きの柔軟な姿勢を示すニュートラルなものになる可能性が高く、市場の反応は限定的か。ただ、160円台での介入警戒感もあり、上値追いにも慎重。
ユーロドルは1.15ドル台にいったん戻したことで、下値トライの流れが一服。基調はまだ下方向と見られ、1.15ドル台後半では売りが出る展開か。
ポンドドルはドル高調整の流れを受けて1.3340ドル付近まで一時買われた。ユーロドル同様に戻りでは売り意欲が見られ、1.33ドル台後半では売りが出る展開が見込まれる。
ユーロ円は183円00銭前後での推移。ドル主導で不安定な動き。昨日は対ドルでのユーロ買いが支えとなったが、円安一服が見られると、売りが出る可能性もある。ポンド円も同様に不安定な動きが見込まれる。
本日の豪中銀金融政策会合は0.25%の利上げが見込まれている。先週初めの段階では据え置き見通しがほとんどとなっていた関係で、一部で据え置き見通しが残っており、やや波乱含み。利上げを行い、声明もタカ派維持だと豪ドル買い。大方の予想に反して据え置きを決めると豪ドル売りが見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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