植田総裁によるリスク言及に円安が当面続く可能性=NY為替
日銀は本日の決定会合で現状維持を決定したが、植田総裁がトランプ政権の通商政策によるリスクに言及したことから、円安は当面続く可能性があるとの見方がストラテジストから出ている。
外的な不確実性が考慮されれば、日銀のタカ派姿勢は後退し、円の重しとなる可能性があると指摘。トランプ大統領の通商政策がリスク要因として初めて言及されたことを踏まえ、日本国債の利回りは低下の可能性があるという。
植田総裁は本日会見で、利上げペースは経済データ次第で、インフレ目標達成の確度が高まったかどうかは簡単には判断できないと発言していた。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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