ドル高、売られ過ぎからの反動か=NY為替
アナリストはドルについて、1月以来の売られ過ぎの状態から回復し、反動で上昇しているとの見方を示した。最近のドル安は米経済の減速に対する懸念の高まりと、年内に米国がリセッション(景気後退)に陥るとの見方が増えていることを反映したものだという。
ユーロドルは今週、1.09ドルを上回ったものの、心理的な節目である1.10ドルを突破できなかった。同アナリストによると、米国とユーロ圏の成長見通しが収束しつつあるため、ユーロドルに依然強気の見通しだという。ただ、1.10ドルを上回るには、投資家がドイツの財政政策の動向を吟味する可能性が高いと付け加えた。
EUR/USD 1.0878 EUR/JPY 161.32 EUR/GBP 0.8423
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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