アジア株 香港株大幅続伸 習氏がジャックマー氏やDeepSeek創業者らと会合か テンセント急騰
アジア株 香港株大幅続伸 習氏がジャックマー氏やDeepSeek創業者らと会合か テンセント急騰
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 22925.39(+305.06 +1.35%)
中国上海総合指数 3351.52(+4.80 +0.14%)
台湾加権指数 23388.05(+235.44 +1.02%)
韓国総合株価指数 2609.14(+18.09 +0.70%)
豪ASX200指数 8488.10(-67.70 -0.79%)
アジア株は豪州を除いて上昇。
香港株は大幅続伸、昨年10月7日以来の高値をつけている。今週もDeepSeek一色か。快手科技やテンセントホールディングス、美団、シャオミ、アリババ、JDドットコム、バイドゥなどハイテク関連が総じて上昇している。
今週、中国習近平国家主席がアリババ創業者のジャック・マー氏やDeepSeek創業者のリャン・ウェンフォン氏ら著名起業家と会合を開催するもよう。中国政府によるテクノロジー業界への支援強化が期待される。習氏との会合にマー氏が招待されたということは、2020年に始まったテクノロジー業界の取り締まりに終止符が打たれることを意味する。
テンセントホールディングスは6%急騰、3年半ぶり高値をつけている。テンセント開発の中国最大級メッセンジャーアプリのウィーチャットがDeepSeekのR1モデルを統合するためのテストを実施、AI機能強化のためDeepSeekを採用する中国テック企業のグループに加わったと発表した。
米ゴールドマンサックスはDeepSeek出現により中国株の目標を引き上げた。CSI300を4600から4700に、MSCI chinaを75から85に引き上げた。AIは中国の成長を後押しする可能性があるとしているが、依然として強力な景気刺激策が必要だと指摘。
豪州株は前週末に史上最高値を更新したこともあり、あすの豪中銀理事会を前に利益確定売りに押されている。約4年ぶりに利下げを実施する見通しだが、アナリストらは「タカ派」利下げを予想しており、早期の追加利下げは期待できないか。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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