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ドル円は154.60円付近での値動き=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入って、ドル円は154.60円付近での値動きとなっている。本日のドル円は海外市場に入って売りが強まり、一時153円台に下落する場面も見られた。ドル売りも去ることながら、円高の動きがドル円を押し下げている。

 ただ、FRBでも日銀でもなく、本日の株式市場が不安定になっており、米国債利回りも低下していることで、リスク回避の円高が出ている格好。米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが広がっている。中国の新興企業ディープシーク社が先週、オープンAIの技術と競合可能とする最新AIモデルを発表。同モデルが最先端の半導体を搭載していなくても実行可能で、コスト効率が良いとの観測が広がった。これまでのエヌビディア<NVDA>を含むハイテク企業の優位性に疑念が生じている。今週は大手IT・ハイテク企業の決算も控えており、市場では警戒感が広がっているようだ。

 明日からFOMCが始まり、29日に結果が発表される。市場では今回は据え置きを確実視しているが、先日の米雇用統計が強い内容となったことで、一部からはタカ派な姿勢も垣間見せるのではとの意見も出ている。しかし、エコノミストからは、FRBは慎重姿勢を堅持し、追加利下げの可能性は排除しないとの指摘も出ていた。

 ここ数週間、FRBは明らかに過去のFF金利の変更が労働市場やインフレにどのような影響を与えたかを評価するために、利下げを一旦停止するシグナルを送っている。しかし、最近の米消費者物価指数(CPI)の発表で、インフレに関するより良いニュースが得られたことを踏まえると、FOMCの声明およびパウエル議長の会見は、予想ほどタカ派でもなく、利下げに可能性を残したものになるだろうと述べている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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