【本日の見通し】今月の米FOMCをにらみつつ、方向性を探る展開
【本日の見通し】今月の米FOMCをにらみつつ、方向性を探る展開
先週末のドル円は注目された米雇用統計後にドル売りがやや優勢となったが、その後買い戻しが入った。
非農業部門雇用者数は予想を上回ったが、失業率が予想通りとはいえ悪化、12月の0.25%利下げの見通しが強まったとの思惑からドル売りとなった。150円台半ばから149円台半ばへの動きとなったが、元々利下げが多数派となっていたこともあり、その後150円ちょうど前後での推移まで戻すなど、影響は限定的にとどまっている。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC) をにらみつつ、次の方向性をにらむ展開か。利下げはかなり織り込まれており、注目はトランプ政権となった後の来年以降の金融政策動向。週末にトランプ次期大統領がメキシコとカナダへの関税について再び言及するなど、状況はまだ流動的で不安定な動きが見込まれる。
ドル円は150円ちょうど前後を中心にレンジ取引が見込まれる。リスクはやや円高方向と見ている。来週の日銀金融政策決定会合については、利上げと据え置きで見通しが依然分かれている。利上げ見通しが強まる状況が見られるとドル売り円買いとなりそう。
ユーロ円などクロス円もやや円高を意識も、強い方向性は出ていない。
ユーロドルは先週末雇用統計後のドル売りに1.06台前半をしっかり付けたが、その後1.05台に落としている。依然として1.06台での買いには慎重か。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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