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【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など

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 日本時間27日午前4時に11月6・7日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は4.75%-5.00%から4.50%-4.75%に0.25%引き下げられた。2会合連続の利下げだが、利下げ幅は前回の0.50%から小さくなった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会合後の会見で、「現在の経済データを見る限り、急いで中立金利を達成する必要はない」、「中立金利を達成させるには慎重に忍耐強く対応する必要がある」と述べていた。議事録で今後のデータ次第では利下げを一時停止することもあり得ることを指摘するメンバーがいたことが示されれば、FOMCの次回12月会合の利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
 
 また、このあとの海外市場では、欧・加・英の中銀関係者が相次いで発言することになっている。日本時間26日午後5時にビルロワドガロー仏中銀総裁が会議に出席、同26日午後6時にセンテノ・ポルトガル中銀総裁とサルメント・ポルトガル財務省が講演、同26日午後6時15分にビルロワドガロー仏中銀総裁が講演、同26日午後7時にレーン・フィンランド中銀総裁が議会に出席、同26日午後10時にミュラー・エストニア中銀総裁が講演、同26日午後10時20分にメンデス・カナダ中銀(BOC)副総裁が講演、同26日午後10時半にカザークス・ラトビア中銀総裁が講演、同27日午前0時にピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員が議会証言、センテノ・ポルトガル中銀総裁が会見する。

 さらに、経済指標としては、日本時間27日午前0時に11月の米消費者信頼感指数や11月の米新築住宅販売件数の発表が予定されている。11月の米消費者信頼感指数は、大方の予想が111.4となっており、前月の108.7を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれ、11月の米新築住宅販売件数は、大方の予想が年換算72万5000戸となっており、前月の同73万8000を下回り、2カ月ぶりに減少するとみられている。
 
MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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