反発、米国の需給引き締まりや増産見送り報道で=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=68.61(+1.40 +2.08%)
ニューヨーク原油の期近は反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、戦略石油備蓄(SPR)を除く原油や石油製品の在庫が合計で12億4836万7000バレルまで減少し、5月以来の低水準となったことが相場を支えた。米石油製品需要が底堅く推移しているうえ、原油輸入量の減少傾向が続いているため、石油在庫が引き締まっている。米原油輸入量の4週間移動平均は日量604万3000バレルまで減少し、昨年3月以来の低水準となった。石油輸出国機構(OPEC)プラスが12月からの増産を再び見送る可能性があると伝わったことも支援要因。
時間外取引で12月限は堅調。通常取引開始後は69.14ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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