ボーイング、S&Pが格付けをジャンク級への引き下げ方向で見直し 株価への影響は限定的=米国株個別
(NY時間17:05)(日本時間06:05)時間外
ボーイング<BA> 154.74(+0.09 +0.06%)
S&Pグローバル・レーティングは、ボーイング<BA>の格付けをジャンク級(投機的水準)に引き下げる方向で見直す。引け後の発表によると、ボーイングはスト関連費用などにより、2024年に約100億ドルのキャッシュアウトが見込まれる。また、日常的な資金ニーズや債務返済資金を賄うために追加の資金調達が必要になる可能性が高いという。
S&Pはボーイングのストが年末に向けて続けば、格下げの可能性が高まると指摘した。現在の同社の格付けは投資適格レベルで最低水準の「BBB-」。
特に時間外で同社株への影響は出ていない。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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