続落、米国はハマスにガザ停戦を要求=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=73.66(-1.88 -2.49%)
ニューヨーク原油の期近は続落。パレスチナ自治区ガザの停戦期待が重しとなった。ブリンケン米国務長官は現在の交渉が「おそらく最良かつ最後のチャンスとなるかもしれない」、「停戦プロセスから逸脱するような行動を誰にも取らせないようにする時でもある」とイスラム組織ハマスに圧力をかけた。イスラエルは米国などの停戦案を受け入れるもよう。ただ、イスラム組織ハマスは、今回の提案には恒久的な停戦やガザ地区からのイスラエルの完全撤退が含まれていないと拒否している。ハマスは当初からイスラエルの完全撤退や恒久的な停戦を要求しており、主張の隔たりは変わらず。
時間外取引で10月限は売り優勢。先週末の終値付近が重かった。通常取引開始後は売りが強まると、73.45ドルまで下落。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。