【本日の見通し】ドル円は下方向意識も、動きやや慎重
【本日の見通し】ドル円は下方向意識も、動きやや慎重
ドル円は149円台後半推移。上値の重さが継続しており、流れは下方向。ただ、148円台での売りには慎重。149円前後がサポートとして依然意識されている。
今日はそれほど目立った米経済指標の発表がなく、大きな動きにはなりにくい。日米金利差の縮小期待が根強く、ドル売り円買いの流れ自体は継続か。150円台が依然重いようだと、再度の148円トライもありそう。148台半ばを付けるような動きになると、その下に目立ったサポートがなく、一気の売りもありそう。
予想前後であれば影響はかなり小さいとみられるが、14日の米小売売上高以降、ドル円は米指標の弱さに反応する流れとなっており、コンファレンスボード消費者信頼感指数が予想を大きく下回った場合は要注意。
ユーロドルは1.04台後半推移。昨日は一時1.05台前半を付けたが、往って来いで先週末の水準に戻した。1.05台定着には慎重姿勢。下もしっかりで上下ともにやや動きにくい。
ユーロ円は156円台後半推移。156.00-157.50レンジが意識される中で、レンジの中央付近で少し落ち着いたところ。ドル円の動き次第ではレンジを超える動きもありそう。
MINKABUPRESS 山岡
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執筆者 : MINKABU PRESS
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