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アジア株 上海株は続落、2900ポイント台割れ寸前 台湾市場は台風「ケーミー」接近で臨時休場

株式 

アジア株 上海株は続落、2900ポイント台割れ寸前 台湾市場は台風「ケーミー」接近で臨時休場

東京時間11:10現在
香港ハンセン指数   17410.21(-59.15 -0.34%)
中国上海総合指数  2903.11(-9.06 -0.26%)
台湾加権指数     22871.84(臨時休場)
韓国総合株価指数  2776.98(+2.69 +0.10%)
豪ASX200指数    7968.20(-2.93 -0.04%)

アジア株は軒並み下落、新規材料に乏しく方向感に欠ける。前日の米株下落を受けアジア株も売り優勢で始まっている。

上海株は続落、トランプ復活への警戒感が高まっている。トランプ氏は米大統領に返り咲いた場合、中国製品に60%の関税を課すとしている。8月1日からはバイデン米政権が
中国の電気自動車への税率を現在の25%から4倍の100%に引き上げるほか、EV用リチウムイオン電池と鉄鋼・アルミニウムに対する関税も25%に引き上げる方針。5年に1度開催される重要会議「3中総会」では目立った景気支援策もなく、人民銀行によるサプライズ利下げも、もはや「焼け石に水」状態。長引く不動産不況に個人消費低迷、少子高齢化加速、トランプ復活による米中貿易摩擦激化など懸念材料山積みで投資家心理は冷え切っている。

上海市場では自動車や消費者サービス、アパレル、ホテル、レストランなどの下げが目立つ。不動産や素材、ハイテク、生活必需品関連も軒並み下落している。
香港株は続落。消費者サービスや自動車、不動産、ハイテク関連の一角が下落している。

台湾市場は台風「ケーミー」接近に伴い臨時休場。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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