東京午後からの円高が進むも、その後反発=ロンドン為替概況
東京午後からの円高が進むも、その後反発=ロンドン為替概況
14時ごろから円高が進行。東京市場のもみ合いを経て、ロンドン勢が参加する時間に入り、円買いが強まった。日曜日に報じられたバイデン大統領の次期大統領選からの撤退表明を受けて、トランプラリーが意識されたと見られた。
ドル円は東京昼前に157円60銭台を付けていたが、156円20銭台まで急落。171円60銭台を付けていたユーロ円が170円00銭台、ポンド円は203円60銭台を付けていたが、201円90銭前後を付けた。
その後は円高が一服し反発。欧州株が堅調で始まり、リスク警戒後退からの円売りが入った。ドル円は156円90銭台まで上昇。157円を付けきれずいったん156円50銭台まで落としたが、その後156円90銭台を再び付けるなど円売りとなった。ユーロ円も170円90銭台まで戻すなど、円高に軒並み調整が入った。
ユーロドルは1.0890前後での推移。円主導の展開で目立った動意を見せなかった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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