ドル円155.50円台 円買い一服もドル売りに押される 東京コア日銀目標下回る
ドル円155.50円台 円買い一服もドル売りに押される 東京コア日銀目標下回る
ドル円は155.50円台まで軟化。米株先物の急落や日経下落スタートを受けリスク回避の円買い優勢で始まったが、その後円買いは一服。午後はドル売りが広がっている。
アンソロピックが国防総省の提案を拒否したとの報道を受け米株先物は一時急落、ダウは300ドル近く下げ、ナスダックは0.4%下落する場面が見られた。アンソロピック問題はアジア市場には直接関係ないため影響は限定的だが、AI関連に市場は神経質になっているためリスク回避の動きが広がりやすい。
AIスタートアップの米アンソロピックが、AIソフトウエアの軍事利用を巡り米国防総省が提示した最新の提案を拒否した。これを受けトランプ米政権は国防総省との合意に達しない場合アンソロピックとの全契約を破棄すると警告。米政府との対立がアンソロピックのIPO計画に打撃を与える可能性がある。
全国の消費者物価指数の先行指標とされる東京都の消費者物価指数コアCPIは2月に伸びが鈍化した。コアCPIは+1.8%と前回+2.0%から縮小、予想+1.7%を上回ったものの日銀目標+2.0%を16カ月ぶりに下回った。政府の電気ガス補助金制度復活を受けインフレが鈍化した。
2%を下回ったことで日銀は追加利上げにより慎重になる可能性がある。植田日銀総裁は経済物価改善に応じて利上げを継続していく方針を示している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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