ドル円はしっかりだが、目立った値動きはみられず=東京為替前場概況
東京午前のドル円は小高い。米消費者物価指数(CPI)の減速を受けて急落した後、タカ派寄りの米連邦公開市場委員会(FOMC)もあって戻り歩調が継続している。ただ、ドル円の高値は156.98円付近までと値幅は狭い。FOMCは米物価見通しを上方修正したものの、弱い米CPIを見た直後だけに、ドル買いに傾きにくいようだ。
ユーロ円は169円半ば、ポンド円は200円半ば、豪ドル円は104円前半で推移しており、円安基調を維持しているが、東京時間帯の動意は限定的。円相場の推移に、米政策金利の据え置き長期化による景気悪化懸念の高まりはみられず。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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