アジア株は総じて上昇 イラン・イスラエルさらなる衝突ひとまず回避で安堵感広がる 香港株は大幅反発
アジア株は総じて上昇 イラン・イスラエルさらなる衝突ひとまず回避で安堵感広がる 香港株は大幅反発
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 16605.60(+381.46 +2.35%)
中国上海総合指数 3062.23(-3.03 -0.10%)
台湾加権指数 19555.21(+28.09 +0.14%)
韓国総合株価指数 2622.14(+30.28 +1.17%)
豪ASX200指数 7640.80(+73.52 +0.97%)
アジア株は上海を除いて上昇。イラン・イスラエルのさらなる衝突はひとまず回避されたことで、安堵感が広がっている。イラン最高指導者ハメネイ師はイスラエルによる攻撃に対する報復の可能性に言及しなかった、これ以上の衝突は望まない姿勢か。
香港株は大幅反発。ネットイースやJDドットコム、美団、アリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が買い戻されている。不動産や銀行、生活必需品も軒並み上昇している。
台湾株は小幅高。前週末に4%近く暴落したにもかかわらず今日も売り優勢で始まった。ただその後は値ごろ感で買い戻されている。先週末に米エヌビディアが10%急落したことを受け半導体関連を中心にハイテク株が下落している。台湾市場ではTSMCを中心に半導体株が連日上昇、台湾株は今月はじめに史上最高値を更新した。そのため中東情勢や米利下げ後ずれ観測をきっかけに調整売りに押されている。
韓国サムスン電子は早ければ今年上半期にも次世代高帯域幅メモリ(HBM3E) チップを米エヌビディアに供給する可能性があると韓国紙が報じている。ポジティブな材料だが、サムスン電子はきょうは1.1%安と下落している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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