短期金融市場は１１月の米利下げを完全に織り込む、米雇用統計後の変化に注目＝ロンドン為替
短期金融市場は１１月の米利下げを完全に織り込む、米雇用統計後の変化に注目＝ロンドン為替
ロンドン昼の時間帯は、米雇用統計待ちとなっている。今週は米ＦＯＭＣの想定ほどタカ派的ではなかったことで、短期金融市場は１１月の米２５ｂｐ利下げを完全に織り込んでいる。年内では４０ｂｐ程度の利下げを見込んでおり、ＦＯＭＣ前の３０ｂｐ程度からはやや確率が高まっている。９月については８０％をやや下回っている。
このあとの４月米雇用統計では、インフレ動向に影響を与えるものとして賃金の伸びが注目されそうだ。市場コンセンサス予想は前月比＋０．３％と前回並み水準。前年比は＋４．０％と前回の＋４．１％から若干の伸び鈍化が見込まれている。ただ、この程度の差であれば、市場の見方には目立った変化はみれないだろう。
USD/JPY 153.19 EUR/USD 1.0745 GBP/USD 1.2554
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。