イラン・イスラエルさらなる衝突はとまず回避で安堵感広がる ドル円154.74円まで上昇
イラン・イスラエルさらなる衝突ひとまず回避で安堵感広がる ドル円154.74円まで上昇
週末イラン・イスラエルのさらなる衝突はひとまず回避された。イラン最高指導者ハメネイ師はイスラエルによる攻撃に対する報復の可能性について言及しなかった。これ以上の衝突激化は望まない姿勢か。
市場ではひとまず安堵感が広がっている。リスク回避の円買い・ドル買いが後退。安全資産である金は下落し、原油価格も軟調。米10年債利回りは上昇している(債券価格が下落)。ダウ先物は一時140ドル上昇した。アジア市場でも日経や韓国、豪州株が上昇している。ドル円は一時154.74円まで上昇。
先週末の植田日銀総裁のタカ派発言を受け今週の日銀会合への警戒感が高まっている。金利は据え置く可能性が高いものの、タカ派姿勢を示す可能性がある。
植田日銀総裁はピーターソン国際経済研究所で講演したさい、物価が上昇し続ければ金利をさらに引き上げる可能性が非常に高い(very likely)と発言した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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