東京株式(寄り付き)=大きく買い先行、米株軟調も円安などが追い風に
18日の東京株式市場は大きく買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比253円高の3万8960円と反発。
強弱観対立のなかも押し目買い意欲は強く、日経平均株価は3万8000円台後半で売り物をこなす展開に。前週末の欧州株市場は総じて方向感の見えにくい地合いで高安まちまちだったほか、米国株市場では主要株価3指数が揃って下落するなど見送りムードが強かった。今週は日米で金融政策決定会合が行われることで、この内容を見極めたいとの思惑が買い手控えにつながりやすい。ただ、日銀の決定会合についてはマイナス金利解除の動きをマーケットは大方織り込んでおり、アク抜け感も期待されるところ。足もと外国為替市場でドル高・円安に振れていることもあり、先物主導で買い戻しを誘う動きも想定される状況にある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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