ボーイング、米当局が刑事捜査を開始と伝わる=米国株個別
(NY時間09:35)(日本時間22:35)
ボーイング<BA> 195.13(-3.36 -1.69%)
ボーイング<BA>が時間外で下落。米司法省がアラスカ航空の737MAX9の機体吹き飛び事故について刑事捜査を開始したと伝わった。土曜日にウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。アラスカ航空便の乗客と乗務員の何人かに捜査当局が接触したという。アラスカ航空は「このようなケースの場合、米司法省が調査を行うのは普通のこと」だと述べていた。
バティギグ米運輸長官はマスコミのインタビューでボーイングを厳しく査定すると述べていた。「航空会社の安全性維持とは、ボーイングおよび規制問題に厳格に対応することだ」と語った。
また、デルタ航空<DAL>のバスティアンCEOは、ボーイングの737MAX-10の納入が最大2027年までずれ込む可能性を指摘していた。ボーイングは米連邦当局による安全性調査と刑事捜査を受けており、MAX-10の当局による承認が遅れていると述べている。デルタ航空はMAX-10を100機発注し、来年の納入開始を予想していた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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