広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

【これからの見通し】様子見ムードのマーケットが続きそう、きょうは米GDP改定値発表

為替 

【これからの見通し】様子見ムードのマーケットが続きそう、きょうは米GDP改定値発表

 今週は手掛かりに欠ける状況が続いている。きょうもドル円は150円台を離れずの揉み合いとなっており、動意薄だ。東京時間にはNZ中銀の政策金利据え置きをめぐってNZドル売りが強まっていた。中銀総裁は利上げについて議論したと述べたが、中銀インフレ見通し引き下げの影響が強かったようだ。声明では明確な利上げ示唆は示されなかった。NZドル/ドルが下落し、その動きが全体にドル高圧力となる面があった。

 その一方で、2月中旬以降のドル指数は低下傾向を示している。足元では10+21日移動平均線がデッドクロスを示現している。ただ、200日線は明確に下抜けできない状況となっており、ドル全般の方向性はやや混沌としてきている。

 そのような状況のなかで、きょうは米実質GDP改定値(第4四半期)が発表される。市場予想は速報値から変化なしとみている。前期比年率+3.3%、個人消費+2.8%などとなっている。その他には米MBA住宅ローン申請指数、米卸売在庫・速報値(1月)、カナダ経常収支(第4四半期)などの発表が予定されている。それに先立つロンドン市場では、ユーロ圏消費者信頼感指数・確報値(2月)、ユーロ圏景況感(2月)などが発表される。市場にインパクトを与えるとすれば、米GDPの予想外の改定となるが、どうか。

 発言イベント関連では、ミュラー・エストニア中銀総裁、マン英中銀委員、ボスティック・アトランタ連銀総裁、コリンズ・ボストン連銀総裁、ウィリアムズNY連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。各中銀の利下げ開始時期についてはデータ次第の面が強調されやすくなっており、当局者らからの明確に開始時期の開示は期待薄となりそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます