インテルが上昇 バイデン政権が100億ドル超の補助金交付の方向で交渉と伝わる=米国株個別
(NY時間11:20)(日本時間01:20)
インテル<INTC> 44.02(+0.51 +1.17%)
インテル<INTC>が上昇。バイデン政権が同社に100億ドルを超える補助金を交付する方向で交渉を進めていると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。実現すれば、半導体製造拠点の米国回帰を目指す計画の補助金としては過去最大となる。インテルへの助成パッケージにはローンと直接助成金の双方が含まれる見込みで交渉はなお続いているという。
この優遇措置は2022年半導体法に基づくもので、半導体大手の製造拠点の米国回帰を促すため390億ドルの直接助成金と750億ドル相当の融資・融資保証を確保している。
半導体各社はバイデン政権発足以来、米国内に計2300億ドル強投資してきた。米政権は2030年までに少なくとも2カ所の先進製造業クラスター設置を目指している。
インテルはオハイオ州に200億ドルを投じて製造拠点を建設中のほか、アリゾナ州で200億ドルで拠点を拡張しており、ニューメキシコ州には35億ドルを投じている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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