反発、ガザ停戦協議の合意なく中東の緊迫感は継続=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=72.78(+0.50 +0.69%)
ニューヨーク原油は反発。中東情勢の不透明感が相場を支えた。イスラエルと武装組織ハマスの停戦協議は難航しており、パレスチナのガザ地区などを巡る混乱が長期化するリスクがある。イスラエルによるガザ侵略を停止させるため、イランが支援する武装勢力は各地の米軍基地や親米武装組織、イスラエルへの攻撃を続けている。一方、米国を中心とした連合軍は、紅海で妨害行為を継続するイエメンに対して空爆を継続している。週末に米軍は米兵が殺害された報復として、イラクやシリアなども空爆した。
時間外取引で3月限はしっかりと推移する場面はあったが、通常取引開始にかけては売りに押された。通常取引序盤には71.41ドルまで下落。ただ、その後は買い戻しが優勢となり、73.28ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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