ドル円、148円付近に戻す 今週はFOMCや米雇用統計などイベント目白押し=NY為替序盤
きょうの為替市場でドル円は、NY時間にかけて買い戻しが出ており、148円付近に戻している。東京からロンドン時間にかけては売りが優勢となり、一時147.70円付近まで値を落としていた。
しかし、全体的には方向感のない展開が続いており、148円を挟んでの上下動に終始している。今週はFOMCが予定されており、週末には米雇用統計とイベントが目白押しで、その内容を見極めたい雰囲気が強い。148円台に入ると年度末を控えた実需のドル売りが観測されている一方、下値では買い需要もまだ旺盛なようだ。
FOMCは明日から2日間の日程で開催されが、今回は据え置きが確実視されている。そのような中で、FRBのスタンスを探るうえで、パウエル議長の会見が注目されそうだ。前回のFOMCでは委員の金利見通し(ドット・プロット)が今年3回の利下げを見込み、ハト派サプライズとなった。市場では、3月の利下げ開始は後退しているとはいえ、早期利下げ期待はなお根強い。
ただ、今月発表になった米雇用統計や消費者物価指数(CPI)が予想を上回る内容となり、先週のGDP速報値も予想を上回る内容となった。PCEデフレータはインフレ低下を期待させる内容ではあったが、パウエル議長の会見は市場の早期利下げ期待にブレーキをかける内容になるのとも見られているようだ。なお、今回は委員の金利見通しは発表されない。
FOMCや米雇用統計をきっかけに方向感が出るか注目される。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は148.50円に観測されている。
29日(月)
146.75 (4.2億ドル)
148.50 (4.5億ドル)
31日(水)
145.00 (17.6億ドル)
USD/JPY 148.01
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。