【本日の見通し】ドル高基調意識
【本日の見通し】ドル高基調意識
昨日大きく上昇した後だけに、ここからのさらなる上昇には慎重な姿勢が見られる可能性があるが、流れはまだドル高方向。ほぼ織り込む動きを見せていた3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げについて、期待が後退してきており、ドル買いの動きにつながっている。米短期金利先物市場動向から見た政策金利見通しを示すCMEのFedWatchツールでは、80%以上織り込んでいた3月の利下げが65%程度まで低下。期待先行の傾向があるため、実際の見通しはさらに低下しているとみられ、ドル売りにつながっている。
5日の米雇用統計、11日の米消費者物価指数の強さを受けてもそれほど下がらなかった3月の利下げ期待であるが、米景気の底堅さから利下げを急ぐ必要性が低いとの認識がじりじりと広がっていると見られ、昨日のウォラー理事の講演がそうした見方を後押ししてドル高に繋がった。
ドル円は145円ー150円レンジが見込まれる流れ。もう少し上昇余地があると見ている。
ユーロドルは1.09台をようやく割り込んだが、1.08台後半までと下げは慎重。この後もゆっくりした動きか。
ユーロ円などクロス円はドル円の上昇に支えられているが、ダウ平均が反落を見せており、リスクオンがどこまで続くかが微妙。流れは上方向も、少し慎重な動きとなりそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。