ドル円は朝方売りが継続も、その後反発=東京為替概況
ドル円は朝方売りが継続も、その後反発=東京為替概況
前日の海外市場で米第3四半期GDP確報値の下方修正などを受けて強まったドル売り円買いは、東京朝も継続。NY市場は142円05銭までと大台を何とか維持していたが、朝は大台を割り込む動きを見せ、141円87銭を付けた。もっとも、その後ドル円は反発した。クリスマスを前に一方向の動きが強まりにくい展開。141円台でのドル売りに慎重姿勢が見られ、短期筋の買い戻しが入ると、その後142円56銭まで上昇した。ユーロドルの1.10台でのユーロ買いドル売りに慎重な姿勢が見られたことも、ドル売りの調整に寄与した。
午後は142円30銭台から50銭台にかけてのレンジ取引。月曜日がクリスマスで世界的にほぼ休場となることから様子見ムードが広がった。
ユーロドルは午前に1.1013まで上昇したが、クリスマスを前に1.10台をどんどん買い上げるだけの勢いに欠け、その後1.10を挟んでの推移となった。
ユーロ円は156円台半ばを挟んでの推移。ドル円の安値からの買い戻し局面で156円74銭を付けたが、その後156円40銭台に戻している。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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