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前日米FOMC後のドル売り圧力根強い、英欧中銀イベント控えた調整と揉み合うも=ロンドン為替概況

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前日米FOMC後のドル売り圧力根強い、英欧中銀イベント控えた調整と揉み合うも=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売り圧力が根強い。この後の英中銀とECBの金融政策発表を控えて、ポジション調整が入りやすい状況となるなかで、前日の米FOMCでみられたハト派への姿勢転換を受けたドル安圧力に押されている。米10年債利回りが引き続き低下しており、ロンドン序盤には3.93%台まで一時低下している。ドル円は東京市場で143円台手前から一時141円台割れまで下落したあとは、下げ一服。ロンドン序盤に142円台を回復したあとは141円台前半から後半で推移している。ユーロやポンドは神経質な動き。市場での英欧中銀の来年利下げ観測が高まる一方で、米国の利下げ観測も一段と織り込まれている。ユーロドルは1.0870台から1.0930付近、ポンドドルは1.2610付近から1.2680付近で売買が交錯しているが、足元では高値を伸ばす動きとなっている。きょうはスイス中銀が2会合連続で政策金利を据え置いた。今後の追加利上げに関する文言を削除した。ノルウェー中銀は据え置き観測が優勢だったが、利上げを実施した。クローネ相場が急伸している。ただ、今後の利上げ打ち止め感もみられている。株式市場は、主要中銀が来年利下げに動くことが期待されるなかで、全面高商状。前日の米ダウ平均に続いて、独仏株価指数も最高値を更新している。

 ドル円は141円台前半での取引。前日米FOMCのハト派転換を受けたドル売りに押されている。東京市場で142.90付近から140.97近辺まで下落したあとは下げ一服。ロンドン序盤に142円台を回復する場面もあった。ただ、米債利回りが下げ続けていることで再び上値が重くなってきている。

 ユーロドルは1.09台前半での取引。東京朝方の1.0874近辺を安値にドル売りとともに1.0915付近まで上昇。ロンドン朝方にはいったん1.0880付近まで反落も、再び1.0930付近に高値を伸ばしてきている。ECB理事会発表を控えて神経質に売買が交錯している。ユーロ円は東京市場で155.55近辺から153.87近辺まで下落した後は、下げ一服。ロンドン時間には154.50を挟んで揉み合っている。対ポンドではユーロが下に往って来いとなっており、神経質な動きも方向性は見えず。

 ポンドドルは1.26台後半での取引。東京市場では1.26台前半から半ばで振幅した。ロンドン朝方に1.2612近辺まで下押しされたが、その後は買いに転換。高値を1.2680付近に伸ばしている。ポンド円は東京朝方の180.30付近を高値に、一時178.35付近まで下落。その後は下げ一服となっている。ロンドン時間には178円台後半から179円台半ばで振幅している。ユーロポンドは0.8634近辺に買われたあと、0.8606近辺まで下落。その後は下げ一服と方向性に欠けている。英中銀やECB理事会の結果発表待ちとなっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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