豪ドル円97.60円台まで下落 月次CPIが3カ月ぶりに5.0%台割れ 利上げ打ち止め観測高まる
豪ドル円97.60円台まで下落 月次CPIが3カ月ぶりに5.0%台割れ 利上げ打ち止め観測高まる
豪州10月の消費者物価指数は3カ月ぶりに5.0%台を下回った。食料、酒類、タバコ、保健医療は上昇した一方、衣類・履物が大きく低下。家具・家事用品、交通も伸びが鈍化した。
きのう発表された10月の小売売上高が予想外に減少したこともあり、豪中銀の利上げサイクルは終了したとの見方が強まっている。CPIを受け豪ドル円は一段安、一時97.60円台まで下げた。豪ドルは対ドルでも一時下落したが、すぐに戻している。利上げ打ち止め期待で豪州株は上げ幅を拡大している。
今年最後の豪中銀理事会は来週12月5日に開催。
消費者物価指数(10月)09:30
結果 4.9%
予想 5.3% 前回 5.6%(前年比)

執筆者 : MINKABU PRESS
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