【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など
日本時間22日午前4時に10月31日・11月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は5.25%―5.50%に据え置かれた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会合後の会見で「利上げサイクルの終わりに近づいている」と指摘していたほか、ボスティック米アトランタ地区連銀総裁は前々週に「FRBがこれ以上何もしなくても2%のインフレ目標は達成できると考えている」と述べていた。議事録で追加利上げに慎重なスタンスのメンバーが多いことが示されれば、FRBの利上げ打ち止め観測が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間22日午前0時には10月の米中古住宅販売件数も発表される。大方の予想は年換算390万戸となっており、前月の同396万戸を下回り、5カ月続けて減少すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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