【これからの見通し】米消費者物価指数に関心集まる、予想からの乖離度でセンチメント敏感に反応
【これからの見通し】米消費者物価指数に関心集まる、予想からの乖離度でセンチメント敏感に反応
きょうは10月米消費者物価指数に市場の関心が集まっている。市場予想からのわずかな乖離にも市場は敏感に反応しそうだ。ポイントは前年比とコア前年比の2点となろう。前年比の予想は+3.3%と前回の+3.7%からかなり伸びが鈍化する見込み。10月にガソリン価格が低下した影響を織り込んでいるようだ。一方で、コア前年比の予想は+4.1%と前回と同水準の伸びが見込まれている。両指標の結果が同方向にそろえば、市場の反応は増幅されよう。つまり、いずれも予想を下回ればドル売りに、逆に上回ればドル買いの初動反応が期待される。
方向がまちまちとなった場合が、市場センチメントを推し量る良い機会となろう。市場はインフレ鈍化シナリオをメインと考えているのか、しつこいインフレ圧力による高金利継続シナリオをメインと考えているのか。現時点での市場センチメントが確認されることとなりそうだ。
センチメント形成には米金融当局者によるインフレ状況の認識・見通しなども影響を与える。きょうはウィリアムズNY連銀総裁、ジェファーソンFRB副議長、バーキン・リッチモンド連銀総裁、バーFRB副議長、グールズビー・シカゴ連銀総裁などの米金融当局者のイベント参加や講演が予定されており、その内容にも注意しておきたい。
ロンドン時間には英失業率(10月)、英失業保険申請件数(10月)、南ア失業率(第3四半期)、独ZEW景況感指数(11月)、ユーロ圏実質GDP改定値(第3四半期)などの経済指標が発表される。発言関連では、ジョルダン・スイス中銀総裁、レーンECBチーフエコノミスト、 ビルロワドガロー仏中銀総裁、ディングラ英中銀委員、ピル英中銀チーフエコノミストなどの発言機会が予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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