続伸、OPECは需要見通しをやや上方修正=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=78.26(+1.09 +1.41%)
ニューヨーク原油は続伸。石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、来年の需要見通しがやや上方修正されたことが相場を支えた。2023年から2024年にかけて需要の伸びは鈍化すると想定しつつも、主要産油国は需要拡大の流れは底堅いとの見方を維持している。来年にかけてサウジアラビアが日量100万バレルの自主減算を継続するとみらえていることも支援要因。
時間外取引で12月限は76.21ドルまで下落したものの、通常取引の開始を控えて下げ幅を消し、小幅にプラス転換した。通常取引が始まると買い戻しが強まり、78.53ドルまで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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