ソーラーエッジが暫定決算受け大幅安 欧州の影響で売上高見通しが予想を大きく下回る=米国株個別
(NY時間10:51)
ソーラーエッジ<SEDG> 80.94(-33.04 -28.99%)
太陽光発電のソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>が大幅安。取引開始前に7-9月期(第3四半期)の暫定決算を公表し、売上高見通しが7.2-7.3億ドルと予想を大きく下回ったことが嫌気されている。
これについて同社のランドCEOは「第3四半期後半に、欧州の代理店からの予期せぬキャンセルや受注残の納入先延ばしが大量に発生した」ことが原因と説明している。
今回の暫定決算の発表を受けアナリストからの投資判断や目標株価の引き下げも伝わった。同社の設置率の大幅な低下に関するネガティブな事前発表を反映したとしている。2四半期連続の期待外れの決算およびガイダンスの後、株価を擁護するのは難しいと判断したという。目標株価を従来の254ドルから131ドルに大きく引き下げた。
(7-9月・第3四半期)
・売上高:7.20~7.30億ドル(予想:9.06億ドル)
・粗利益率(調整後):20.1~22.1%
【企業概要】
太陽光発電で電力を収集・管理する方法を変更するDC最適化インバータシステムを世界に提供する。インバータ、電力オプティマイザー、クラウドベースの監視用通信デバイス等を扱い、包括的な安全機能・柔軟な設計・運用保守の向上を実現する。EV充電機能やリチウムイオン電池等にも製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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