反落、露大統領と米特使の会談で和平交渉の進展期待=NY原油概況
NY原油先物1 月限(WTI)(終値)
1バレル=58.64(-0.68 -1.15%)
ニューヨーク原油は反落。強弱材料が交錯したが、決め手材料に欠けるなか軟調に引けた。この日モスクワでプーチン露大統領とウィトコフ米特使の会談が実施されることで、ロシアとウクライナの和平交渉の進展期待が上値抑制要因となる一方、プーチン大統領がロシアのタンカーへの攻撃が続くならウクライナ支援国の船舶攻撃を検討する可能性を指摘したことで地政学的リスクの高まりが下支え要因となった。 また、ウクライナの攻撃で稼働が停止していたカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の稼働が再開したことは上値抑制要因となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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