ドル円は149円台前半推移、米債利回り低下などで高値から調整=東京為替概況
ドル円は149円台前半推移、米債利回り低下などで高値から調整=東京為替概況
29日の東京市場でドル円は149円台前半での推移。水曜日に149円71銭を付けたドル円は昨日少し調整が入って149円台前半での推移。東京市場でも流れが継続し149円台前半での推移が続いた。午後1時に日銀は臨時オペを通告。日本長期債が0.77%まで上昇したことなどを受けての対応。臨時オペを受けて一時円売りも149円50銭までにとどまった。日本国債10年物利回りも0.77%から0.761%までの調整に留まっている。
その後149円30銭台での推移が中心となっていたが、ロンドン勢の参加を前に米債利回りが低下。東京昼頃にかけて4.60%近くを付けていた米10年債利回りが4.56%台を付ける中でドル売りが広がり、149円15銭と今日の安値を更新する動きを見せた。
ユーロドルは1.05台後半での推移。朝方1.0560前後から1.0580台を付けた後、1.0580台での推移が続いた。ロンドン参加前のドル売りを受けて1.0586を付けている。
ユーロ円は157円70銭台での推移。午前中のユーロ買いに158円台に乗せ、158円11銭まで上値を伸ばした。その後ドル円の下げもあって157円70銭台へ下げている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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