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ドル買い優勢、米債利回り上昇 ユーロドルは1.07台前半=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢、米債利回り上昇 ユーロドルは1.07台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米債利回りの上昇とともに、東京市場でのドル安の動きに調整が入っている。米10年債利回りが4.22%付近から4.26%付近へと上昇する動きに、ドル円は147円手前水準から147.40付近まで買い戻しが入った。ユーロドルは1.0750台まで上昇したあと、売りに転じるとロンドン序盤には1.0725近辺に本日の安値を更新。ポンドドルも1.25台乗せからは売りに押し戻されており、1.2461近辺に安値を広げている。ECB理事会を控えてポジション調整主導の展開となっているもよう。そのなかでユーロ対ポンドではユーロ買いが優勢になっている。ユーロ円が158円台前半での揉み合いとなる一方、ポンド円は184円付近から183円台後半へと上値重く推移している。ECB理事会についての市場の見方は二分されている。エコノミスト予想はやや据え置き派が優勢。一方、短期金融市場では25bp利上げの織り込みが優勢。この日発表されるECBスタッフ経済見通しで、来年のインフレ予測が3%を上回るとの観測が利上げ見通しを引き上げている。政策金利や経済見通しの発表にあとには、ラガルド総裁会見が控えており、インフレと景気のバランス感が注目されている。

 ドル円は147円台前半での取引。東京市場では売りに押されて147.46近辺を高値に、147.02近辺に安値を広げた。その後はロンドン朝方まで揉み合いが続いた。ロンドン時間に入ると米債利回りの上昇とともに買い戻されて147.40付近まで反発している。

 ユーロドルは1.07台前半での取引。東京午後にかけては買いが優勢となり、1.0752近辺まで高値を伸ばした。その後は売りに方向転換。ロンドン序盤には安値を1.0725近辺に更新した。ユーロ円は158円台前半での揉み合い。158円付近でサポートされると158.31近辺に高値を伸ばした。しかし、その後は158円台前半での揉み合いが続いており値動きは限定的。対ポンドではユーロ買いが優勢。ECB理事会を控えて25bp利上げと据え置きで政策金利見通しが二分されている。

 ポンドドルは1.24台後半での取引。東京午後に1.2506近辺まで買われたあとは、売りに流れが転じている。ロンドン時間に入ると安値を1.2461近辺に広げている。ポンド円は一時184.20近辺まで買われたあとは売りに押されており、安値を183.55付近に更新している。ユーロポンドは0.8590台から0.8615近辺へと買われている。ユーロ買い・ポンド売り圧力がみられている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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