午後は落ち着いた動き、ドル円は147.10台を中心に推移=東京為替概況
午後は落ち着いた動き、ドル円は147.10台を中心に推移=東京為替概況
午後のドル円は、147.10台を中心に落ち着いた動き。ドル円は、米10年債利回りの低下などからドル安方向に振れ、昼過ぎには前日安値と同水準となる147.02付近まで下落した。しかし、その後は、日本時間今夜9時30分に発表される8月の米小売売上高や米生産者物価指数(PPI)を控えて積極的な取引を手控える気分が強く、147.10台を中心に底堅く推移した。
ユーロドルは午前からドル安傾向となり、午後には一時1.0752付近まで上昇した。ただ、日本時間今夜9時15分には欧州中央銀行(ECB)政策金利の発表を控えていることから様子見ムードが広がっており、上げは限定的となった。ユーロ円は午前に157.92付近まで軟化したあとは下げ渋りをみせた。
豪ドルは強含み。午前に発表された8月の豪雇用者数が市場予想を上回ったことから豪ドルが買われ、豪ドル/ドルは5日以来の高値水準となる0.6453付近まで上昇した。その後はいったん上げを帳消しにしたが、午後に入り再び0.6440台まで強含んだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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