【これからの見通し】きょうは米国がレーバーデー、欧州関連の材料に視線集まるか
【これからの見通し】きょうは米国がレーバーデー、欧州関連の材料に視線集まるか
週明けの海外市場では、米国がレーバーデーのため休場となる。主要な米経済統計発表や、米金融当局者らのイベント参加や講演は予定されていない。このあとの海外市場ではロンドン・欧州時間での取引が中心となる。
経済指標はスイス実質GDP(2023年 第2四半期)、トルコ消費者物価指数(8月)などが欧州朝方に発表される予定。ただ、市場全般にインパクトを与えるものとは想定されにくい。
そのなかで、きょうはECB当局者らの発言機会が多く予定されている。エルダーソンECB理事が会議に出席、ナーゲル独連銀総裁が「金融政策における中央銀行の役割」と題する討論会に参加、ラガルドECB総裁がイベントで講演を行う。また、パネッタECB理事がデジタルユーロに関する公聴会に出席する。
9月14日にはECB理事会が開催される。市場では政策金利の据え置き観測が有力になっている。欧州経済は製造業関連の景況感が落ち込んでいるが、さらに非製造業についての見方も弱含んできている。今冬のエネルギー価格に対する不透明感が出始めており、中銀のインフレ抑制姿勢と景気鈍化のバランスが一段と微妙になってきている状況だ。ECBは明確なガイダンスを示すことをやめており、データ次第、毎回の会合がライブ、との姿勢を貫いている。上記のECB当局者らの経済データに関する解釈などにユーロ相場が敏感に反応する場面がありそうだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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