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ドル円、159円台前半での推移 明日の和平協議待ち 米CPIは二次的影響までは確認されず=NY為替概況

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ドル円、159円台前半での推移 明日の和平協議待ち 米CPIは二次的影響までは確認されず=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、ドル円は159円台前半での推移が続いた。この日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前月比0.9%上昇とイラン情勢によるエネルギー価格上昇を反映し高い伸び示した。一方、コア指数は前月比0.2%上昇とインフレの落ち着きを示していた。いまのところFRBが警戒している二次的影響は確認されていないことが示されていた。

 引き続きイラン情勢に市場の関心が集中する中、米国とイランの明日のパキスタンのイスラマバードでの和平協議を控え、その内容を確認したい雰囲気が強い。脆弱な停戦が維持されるか市場は注目している。米国とイランが2週間の停戦に合意したにもかかわらず、ホルムズ海峡の通航が依然として実質的に停滞。イランは、レバノンにおけるイスラエルの継続的な攻撃を理由に、通過船舶数を制限している。

 トランプ大統領は、パキスタンでの和平協議が失敗した場合に備え、イランへの攻撃を再開する準備を進めていると述べていたことも伝わっていた。

 ユーロドルは買い戻しが加速し、1.17ドル台半ばまで一時上昇。一方、ユーロ円は186円台後半まで上げ幅を伸ばし、ユーロ発足以来の高値を更新した。

 ロンドン時間にウクライナ情勢のニュースが流れたこともユーロをサポート。ウクライナの対ロシア交渉責任者が、ロシアとの潜在的な和平合意に向けて進展が見られるとの認識を示したと伝わった。解決にそれほど時間を要しない可能性があるという。

 ただ、ロシアに近い関係者によると、交渉はほとんど進展しておらず、主にウクライナに対する安全の保証を巡って膠着しているとも同時に伝えていた。

 ポンドドルは1.34ドル台後半まで上げ幅を拡大。本日の上げでローソク足が200日線の上に出ており、1月下旬以降から4月初めまで続いた下降相場を終了し、本格的なリバウンド相場に入る予兆も出ている。一方、ポンド円も上昇が続いており、214円台を回復する展開。目先は今年の最高値215円を試しに行くか注目される。

 アナリストは、ポンドは当面世界的なリスクセンチメントやエネルギー価格の動向に左右されると指摘。また、イラン紛争の再激化や、FRBの利上げ観測が再浮上する場合、ポンドは下押し圧力を受けやすいと分析している。

 一方、米国とイランの停戦が持続的なものとなれば、ポンドドルでさらに上値を試す可能性があるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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